農園紹介

三つのこだわり

本農園「額田の杜」には、その名に込めたこだわりがあります。

1 「額田」にこだわり

 奥深い山々に囲まれた「額田」の地。菅生川、矢作川へとつながる源流、男川。霧深い山あいは「くらがり渓谷」と呼ばれてきました。そんな地で育った山菜、果実、野菜にこだわり続けたいと考えています。額田の地で育てたワラビ、タラノメ、クリ、ブルーベリー、ジネンジョなどにこだわっていきたいと思っています。


2 「杜」にこだわり

 ときに「森」と同じように用いられる「杜」には、主に二つの意味があると言われています。
 ひとつには、神社の「鎮守の森」や「ご神木」のことです。本宮山には砥鹿神社奥宮があります。樹齢千年に近いと言われる大木もあります。大きく考えれば本宮山、つまり本宮山麓の「額田」にある森林は「鎮守の森」の一部であるとも考えられるのではないでしょうか。
 もうひとつは、「屋敷林」など「人工林」「二次林」という意味です。額田の山林には、山本源吉翁の名を挙げるまでもなく、植林された山々が多くあります。スギ、ヒノキに限らず、モミジなど広葉樹を含めた「人工林」を考えていく余地があると考えています。

3 「連続する学校群」構想へのこだわり

 額田の男川沿いには、小学校、中学校に限らず、「学校」ないしは「学びの場」があります。鳥川町の「ホタル学校」や淡渕町の「わんパーク」など、市が管理している施設があります。少し広く考え、明見町の「二輪整備専門スクール」、中金町の「救助犬訓練センター」なども含めれば、「学校群」という考え方ができるでしょう。ここに「林業訓練施設」「農業訓練センター」などを加えれば、「連続する学校群」構想の実現可能性が見えてくる気がします。